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凸坊
「凸坊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
凸坊の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
に行った。恭ちゃんの家に寄ってみる。がらんどうな家の片隅に、恭ちゃんも節ちゃんも
凸坊も火鉢にかじりついていた。這《は》うような気持ちで御飯をよばれる。口一杯に御....
「銀三十枚」より 著者:国枝史郎
私を愛していた。ところがこの頃愛さなくなった。 「ねえ、お馬鹿ちゃん」 「ねえ、
凸坊」 これが私への愛称であった。この頃ではそれを封じてしまった。彼女はひどく....
「放浪記(初出)」より 著者:林芙美子
木町に行く。恭ちゃんの家に寄る。 がらんどうな家の片隅に、恭ちゃんも節ちゃんも
凸坊も火鉢にかじりついていた。 這うような気持ちで、御飯をよばれる。口一杯に御....
「淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
、どんな田舎の百姓家にしろ、襖画を描くというはヘマムシ入道や「へへののもへじ」の
凸坊の自由画でなかった事は想像される。椿岳の画才はけだし天禀であったろう。 が....