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凹形
「凹形〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
凹形の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「高山の雪」より 著者:小島烏水
年雪や氷は、寧ろ凸出した表面に働作をするのである、それだから、その擦痕も、水のは
凹形になっているが、万年雪や氷河のは、凸形になっている、白馬岳の擦痕は、やはりこ....
「伸子」より 著者:宮本百合子
っとまっすぐ、彼方の大通りまで直角に続いていた。伸子らの家も在る長方形の一区画を
凹形に囲んでいるのであった。佃が勤め先から帰る路はきまっていた。
凹形の右の道をず....
「蛸の如きもの」より 著者:豊島与志雄
色に円く、海も青一色に円い。地球が凸形に円く見えるのは地上にある時で、上空からは
凹形に円く見える。壮大な瑠璃の酒杯を二つ重ねた、その中を、飛行機は飛んでいる。酒....