出し茶[語句情報] »
出し茶
「出し茶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
出し茶の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「食道楽」より 著者:村井弦斎
人の家では三食の外にストーブを焚く事がない。といって日本風の家では客が来ると火を
出し茶を出すから火を絶《たや》す事も出来ん。そこで無用な火気を利用するためにこの....
「濹東綺譚」より 著者:永井荷風
。」と云って、わたくしの居たのを怪しむ風もなく、風呂敷包を解いて、アルミの小鍋を
出し茶棚の中へ入れた。夜食の惣菜《そうざい》を持って来たのを見れば、抱主に相違は....