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出世頭
「出世頭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
出世頭の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
じ》無くして玉《たま》の輿《こし》と申しまする本文通り、わたくしたちが一代の女の
出世頭として、羨望《せんぼう》の的とされておりましたが、そのうち、加賀の国から、....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
るのは何でもないが、二円の祝儀がタダゴトではない。中橋英太郎といえば、今は時めく
出世頭の一人。海外貿易商事や興行物ですごいモウケをあげているという評判の旦那だ。....
「わが寄席青春録」より 著者:正岡容
り、談譚聚団同人となった。 爆笑同人には死んだ燕路、蝠丸(伸治の父)もいたが、
出世頭は志ん生、今輔、圓歌、可楽、三木助の五君であろう。モダン雑文家でムーランル....