出切れ[語句情報] » 出切れ

「出切れ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

出切れの前後の文節・文章を表示しています。該当する1件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
私本太平記」より 著者:吉川英治
川の土橋を渡って、はるか先に霞んでいるのに、まだ尻尾の方は、職屋敷の清聚庵の門を出切れず、そこの曲り角で、 「こっちだ、こっちだ」 「何と、かんの悪い座頭衆だよ....