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出来不申
「出来不申〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
出来不申の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
し居申候。命の限りはわかり不申候へども、まづ今の病気の様子にては、あまり長いきも
出来不申と心得、もはや、ていはつ(剃髪)いたし、なむあみだ仏のみ心がけふして居申....
「未来の天才」より 著者:豊島与志雄
謹啓益々御多祥……」云々という例のきまり文句が真先に出て来たが、「平素充分の事も
出来不申汗顔の至り……」などと妙に卑下した調子に変ってるのも可笑しかった。私は父....
「子規居士と余」より 著者:高浜虚子
えすれば清書可致候。 しかしこの事は小生の奮発より成るものにて他人を強うる事は
出来不申候故左様御承知|被下度候。 財政の事につきては一向様子分らず候えども収....