出版権[語句情報] » 出版権

「出版権〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

出版権の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
マクシム・ゴーリキイの人及び芸術」より 著者:宮本百合子
ある。 ゴーリキイは日本の「根付」を集めたことがあることやムッソリーニは婦人に出版権を与えていないこととかを話した。私は自分の本を贈り、短くそのときの自分の心....
バルザックに対する評価」より 著者:宮本百合子
勘定書をもって来た出入りの商人から却って金を借りる等という困難きわまる芸当。更に出版権にからまる絶え間ない訴訟事件があり、代議士立候補のための、進んでは大臣にな....
私の会ったゴーリキイ」より 著者:宮本百合子
ことを訊ねたかということを逆に問い返した。 ゴーリキイは、ムッソリーニは婦人に出版権を与えていない。婦人の作家たちはイタリーで本を出す時、夫或いは父親、その他....
マクシム・ゴーリキイによって描かれた婦人」より 著者:宮本百合子
い廻しで自分の意見を示したりした。日本の話のついでに、ゴーリキイは、日本の婦人が出版権を持っているかということを聞いた。私は持っていると答え、何故それを訊いたか....
今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
これらを機会として国会文化委員会では出版文化に関する小委員会を設け著作権法および出版権法の審議をはじめた。 翻訳権 日本政府は戦時中情報局、外務省その他の役所....
街はふるさと」より 著者:坂口安吾
長平の出版は某社に独占されているが、せつ子は新しく自分がやるはずの出版社で、この出版権をそッくり握ってしまいたいのである。 速達で云ってあるから、せつ子の社で....