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出発地
「出発地〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
出発地の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「本州横断 癇癪徒歩旅行」より 著者:押川春浪
で、テクテクお伴をする事に相成った。 (二)奇異の血汐《ちしお》 徒歩
出発地は前にいう太平洋沿岸方面の常州《じょうしゅう》水戸で、到着地は日本海沿岸の....
「深夜の市長」より 著者:海野十三
分ってくれるだろう。…… 遂に「深夜の市長」がその夜の順礼に凱歌をあげたのは、
出発地とは途方もない見当外れの、T市の反対側に位するところの明治昼夜銀行目黒支店....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
方へ行って、自分がこの地方の戸長の一人であることを告げ、初めて見る西洋人の国籍、
出発地、それから行く先などを尋ねた。生まれはイギリスの人で、香港から横浜の方に渡....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
あと一日とちょっとしか時間がない。研究班は総員でその準備にとりかかった。噴射艇の
出発地点というのが、○○航空隊のある村から、山道を五里ほどはいったところで、鬼影....
「一つのエチケット」より 著者:松濤明
ら》からお登りになったのですか?」 何方から? これには二様の解釈がある。単に
出発地だけ訊いている場合と、それを含めたルート全体を問題にしている場合とだが、は....
「日本橋附近」より 著者:田山花袋
とを思い浮べた。またその橋をわたった向うのところは、中仙道を旅行するものの最初の
出発地点になっていて、馬車屋があったり、馬車が何台となく並べられてあったりして、....