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「刀子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

刀子の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
素戔嗚尊」より 著者:芥川竜之介
作《ぞうさ》もなく、老婆をそこへ※《ね》じ伏せてしまった。 若い女は壁に懸けた刀子《とうす》へ手をかけるや否や、素早く彼の胸を刺《さ》そうとした。が、彼は片手....
野道」より 著者:幸田露伴
フのような総真鍮製の物を取出して、刃を引出して真直にして少し戻すと手丈夫な真鍮の刀子になった。それを手にして堤下を少しうろついていたが、何か掘っていると思うと、....