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刀豆
「刀豆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
刀豆の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
ることを楽しむばかりでなく、愛用する平たい鹿皮の煙草入れのにおいをかいで見たり、
刀豆形の延べ銀の煙管を退屈な時の手なぐさみにしたりするだけにも、ある異国趣味の満....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
に陸稲《おかぼ》の自慢をする、沢井の太平が大根の太いことを語ると、山崎の文五郎が
刀豆《なたまめ》の出来栄えを心配する、草花の娘ッ子はよく働くが、淵の上の後家はお....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
見てあるのだけれど――お前のお父さんが承知さえしてくれれば……」 おじいさんは
刀豆《なたまめ》煙管《キセル》をジュッと吸った。 「恐山《おそれざん》に熊が出る....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
もので、すなわちその文は「菜豆、如扁豆而狭長可為蔬」である。また同書菜豆の次ぎの
刀豆《ナタマメ》に次いで雲豆と書いてあるものがあって「種来自雲南而味更勝俗呼六月....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
二五・五九 〇・七〇 五三・六〇 五・〇一 三・二五
刀豆《なたまめ》 一五・二八 二一・七二 一・五〇 ....