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分度器
「分度器〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
分度器の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「誘惑」より 著者:芥川竜之介
止まって空を見上げる。
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星ばかり点々とかがやいた空。突然大きい
分度器が一つ上から大股《おおまた》に下って来る。それは次第に下るのに従い、やはり....
「雪魔」より 著者:海野十三
しろに腰をかけて、仲よしの二人は久しぶりに向きあった。東京から買って来たお土産の
分度器と巻尺が五助をたいへんよろこばせた。 「五助ちゃんは三日にあげず山へ行くっ....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
な物質的存在で以て実験上規定することを意味する。例えば物体の長さ重さ等は標尺又は
分度器という物体によって物理的に規定される。そこでは数学的な思惟の計量の代りに、....