分度器[語句情報] » 分度器

「分度器〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

分度器の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
誘惑」より 著者:芥川竜之介
止まって空を見上げる。 27 星ばかり点々とかがやいた空。突然大きい分度器が一つ上から大股《おおまた》に下って来る。それは次第に下るのに従い、やはり....
雪魔」より 著者:海野十三
しろに腰をかけて、仲よしの二人は久しぶりに向きあった。東京から買って来たお土産の分度器と巻尺が五助をたいへんよろこばせた。 「五助ちゃんは三日にあげず山へ行くっ....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
な物質的存在で以て実験上規定することを意味する。例えば物体の長さ重さ等は標尺又は分度器という物体によって物理的に規定される。そこでは数学的な思惟の計量の代りに、....