分捕る[語句情報] » 分捕る

「分捕る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

分捕るの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
火星兵団」より 著者:海野十三
つの首を分捕ってやる」 佐々刑事は、そんなことを言っていた。 「怪人丸木の首を分捕る? そんなものを分捕って、どうするんだ」 と、同僚が聞くと、佐々は肩をゆ....
大空魔艦」より 著者:海野十三
日本の国もあぶないことであった。 空魔艦は、若鷹丸探険隊員の手によって、うまく分捕ることができた。しかしこれをどうして日本まで動かしたらいいのであろうかと、大....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
先を削ったのを土に打込み、次の者がそれへ打当てて土にさし、前のを倒し、倒した木は分捕るという事が流行《はや》った、独楽《こま》もよくやったもので、前の独楽を、後....
梟雄」より 著者:坂口安吾
波氏の城だ。彼はそこの居候の隠居にすぎない。この計略によって、信長の敵が彼の城を分捕ることを遠慮するかどうか。そこまでは分らないが、これが信長の総血をふりしぼっ....