分校[語句情報] »
分校
「分校〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
分校の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「上海の渋面」より 著者:豊島与志雄
ものがあるようである。南京路辺の雑踏中のアパートの上層で、他地から移ってきた大学
分校の授業が続けられてるのは、種々の事情上やむを得ないことであるとしても、北京路....
「風と光と二十の私と」より 著者:坂口安吾
で、そのころは竹藪だらけであった。本校は世田ヶ谷の町役場の隣にあるが、私のはその
分校で、教室が三つしかない。学校の前にアワシマサマというお灸だかの有名な寺があり....
「平泉紀行」より 著者:村山俊太郎
三 校長先生の説明にうなずいて感心している者もある。話によれば、新山
分校のわれらの仮旅舎では処女会などが総動員でわれらを歓待してくれる由。旅のさびし....
「望郷」より 著者:服部之総
るい植民地帯である。人文地理上東北と同じ地帯にいれてよいわけだろう。学芸大学函館
分校の学生諸君と北海道最後の夜をおそくまでともにしたとき、思いついて私は一人一人....