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分筆
「分筆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
分筆の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
まいたそうな。 ◯井上康文君の詩、昨二十五日夜放送さる。いやな気がした。われら当
分筆を執るまい。 ◯中川八十勝君、昨夜郷里広島へ出発。家族は大竹ゆえ、たぶん心配....
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
とか二万円とか財産があるから、其四分の一を上げるから承知して呉れと申しまして、多
分筆記場で書いたのだと存じますが、遺言状と委任状を書いて私に寄越しました。それを....
「文学に関する感想」より 著者:宮本百合子
てきて、十一月『中央公論』の「青年」続篇をひろげた。林は「青年」第二篇において幾
分筆致を引しめて書きすすめているが、第一篇に現れた基本的欠陥は克服されていない。....
「獄中消息」より 著者:大杉栄
よろしく。 きょうは日曜で、午後から仕事が休みなので、この手紙書きで暮した。何
分筆がいいので、書くのに骨が折れてね。さよなら。 * 伊藤野枝宛・大正九....