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分銭
「分銭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
分銭の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
めねえ。たかが城下の味噌や米をこの俺らに中継ぎさせて、部落の奴らへ売り込んで高い
分銭を儲けるにしてもあぶく儲けというほどでもねえ」 「こうこう権九、拝むぜ拝むぜ....
「別れたる妻に送る手紙」より 著者:近松秋江
言ったって――笑っては可けない。――そう馬鹿には出来ないよ。遊びようによっては随
分銭も掛かる。加之女だって銘々|性格があるから、芸者だから面白いのばかしとは限ら....