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「切取る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

切取るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鍵屋の辻」より 著者:直木三十五
武右衛門と孫右衛門は左角の鍵屋の軒へ忍んで北谷口で逸する敵の退路《にげみち》を切取ると共に先頭《さき》に立つ一人を斬る。荒木、渡辺の二人は万屋の小影に身をひそ....
三稜鏡」より 著者:佐左木俊郎
であった。手先の不器用な私は、幾分狼狽していたりしたので、頸部と同形同大の肉塊を切取ることが出来なかったからである。そこで私はもう一度その大腿部の肉を抉り取った....