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切点
「切点〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
切点の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「伊太利亜の古陶」より 著者:宮本百合子
ようなまるを描きつけた。この皿の銘のように、二つの文字の間に現代人のする通りの句
切点を打つことは、決してなかったのである。 愈々自分の見識で、この皿を贋物と判....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
る魂の運動を直線とする。俗物どもの低俗な社会契約が、この直線を切るのである。その
切点は一瞬に火をふく。高い孤独な魂の苦悶が一瞬に鋭い慟哭と化したからである。それ....