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「切見〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

切見の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大宇宙遠征隊」より 著者:海野十三
法を知らざるものの如し(なお機中を詳しくしらべたるも、飛行機関と思われるものは一切見あたらず、想像するにこの飛空機は火星と月との間の引力を利用せるものと思わる)....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
ろなしに夜あるきする者も三人か五人が一と組になって出ることにして、ひとり歩きは一切見合わせるようになった。しかしいつの場合でも、被害者の所持品を取ったという噂は....
三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
とになっていたのですから、今日とは万事が違います。 それでは学者や侍は芝居を一切見物しないかと云うと、そうではない。芝居の好きな人は矢はり覗きに行くのですが、....
空中征服」より 著者:賀川豊彦
はあなたを大阪の煙でこの世界から燻り出しますぜ……今日限りあなたは大阪の土地を一切見ることを許しませんよ」 こんなに言うてガスタンクが怒った。それ以来である。....
娘煙術師」より 著者:国枝史郎
の顔であった。が、見えたのはそれだけであって、すぐに世界が暗くなって、何もかも一切見えなくなった。せっかくあけた眼を閉じたからである。しかし紋也は女の声を聞いた....
大切な雰囲気」より 著者:小出楢重
代では安い文化住宅のみならず、豪奢な別荘の洋室においてさえも、絵画らしいものは一切見当らない事がある。時に洋行土産と称するいとも俗悪なライオンの刺繍が目をむいて....
めでたき風景」より 著者:小出楢重
来た。今、鹿が産気づいています。早く見に来なさいというのだ。私は産というものは一切見たことがなかったので、早速見物に出かけると鹿は近くの馬酔木のかげへ寝て、眼に....
中庸」より 著者:坂口安吾
いるというのである。 余が報に接して学校に赴くと、今回は戒厳令下の如きものは一切見当らない。子供たちは何事も知らぬげに校庭に遊んでおり、羽生がひとり教室の中で....
越中劍岳先登記」より 著者:柴崎芳太郎
ましたものか、丁度その位の平地が三ヶ処ばかりありました、しかし木材の破片などは一切見当りません。一行がこの絶頂に於て非常に驚いたのは古来いまだかつて人間の入りし....
ふもれすく」より 著者:辻潤
て籠り、沈黙三昧に耽って出来るだけ世間との交渉を断絶した。勿論新聞雑誌の類さえ一切見ず、友人達からも自分の行方をくらましていた。だからその後、大杉君らの生活の上....
アインシュタイン」より 著者:寺田寅彦
に、どんな活動が彼の脳裡に起っているかという事は誰にも分らない。 勝負事には一切見向かない。蒐集癖も皆無である。学者の中で彼ほど書物の所有に冷淡な人も少ないと....
縮図」より 著者:徳田秋声
は千円とか千五百円とか、お金があって、少し派手好きだと、もっと盛大にやるけど、一切見番|委せで、役員たちで世話をやくんですのに、お父さんのはそんな表立ったことも....
女心の強ければ」より 著者:豊島与志雄
二 ひどい濃霧だった。 遠くの山はもとより、近くの丘も木立も、一切見えなかった。外を歩いていると、牛乳の中に浮いているような心地で、霧は眼にしみ....
子を奪う」より 著者:豊島与志雄
。然し友人の家に行きたくもなかった。瀬戸の伯父を訪ねたくもなかった。知人の顔は一切見たくなかった。ふと思いついて植物園へはいった。桜の下や池の縁の人群れを避けて....
「沈黙」の話」より 著者:豊島与志雄
第に力を失って、その代りに、額の皺が次第に深まり、それが一の眼となって、他物は一切見ず、ひたすら女の方を見つめている。女はその眼に見入られながら、次第に生気を失....