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切返し
「切返し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
切返しの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「南国太平記」より 著者:直木三十五
老人とも思えぬ、鋭い気合が、つづけざまにかかって、引いたと思った刹那に、すぐ、
切返して来る早業――たたっと、退ると
「ええいっ」
刀を立てて、頭を引いたが、....
「米」より 著者:犬田卯
身の力を鋤簾にこめて泥をすくい上げ、おせきは男のように大きく脚を踏ん張って代田を
切返した。そして由次も――彼はもう三年も前から百姓仕事に引っ張り出されていたので....