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切開く
「切開く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
らわれは皆、これに他ならぬのである。
次に、この禽獣性の下に在る隔膜を、今一つ
切開くと今度は、その下から虫の心理がウジャウジャと現われて来る。
たとえば、仲....
「唄立山心中一曲」より 著者:泉鏡花
るにあらず、ただ何ものの考慮とも分らない手段である……すなわち小刀をもって革鞄を
切開く事なのです。……私は拒みません。刀ものは持合せました、と云って、鞘をパチン....