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「列侯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

列侯の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
いで、それに代るに、趙忠を車騎将軍に任命した。 また、張譲その他の内官十三人を列侯に封じ、司空張温を大尉に昇せたりしたので、そういう機運に乗った者は、十常侍に....
三国志」より 著者:吉川英治
営し、司院|官衙を建て増して、許都の面目を一新した。 同時に、 旧臣十三人を列侯に封じ、自身は、 大将軍武平侯 という重職に坐った。 また董昭は――前....
三国志」より 著者:吉川英治
し将来を憂えた。ある時、袁譚に注意して、 「聞けば曹操は呂曠と呂翔のふたりさえ、列侯位階を与え、ひどく優待している由です。思うにこれは、河北の諸将を釣らんためで....
三国志」より 著者:吉川英治
らよろこぶ」 といって――江陵の太守|樊城侯に封じた。 以下、旧重臣の五人を列侯に封じ、また王粲や傅巽を関内侯に封じた。 それから、ようやく、劉※にむかっ....
三国志」より 著者:吉川英治
左の手を斬り落された韓遂を西涼侯に封じ、また彼と共に降参した楊秋、侯選なども、列侯に加えて、それには、 「渭水の口を守れ」と、命じた。 ときに元、涼州の参軍....
三国志」より 著者:吉川英治
お志に対し、足下を鎮南将軍に封じるであろう」 なお、旧臣のうち、五人を選んで、列侯に加えたが、その中に、閻圃の名はあったが、楊松の名は洩れていた。 楊松は、....
三国志」より 著者:吉川英治
さは、この頃すでに、曹操時代の功臣たる張遼、徐晃などという旧日の大将たちは、みな列侯に封ぜられて、その領内に老後を養っている者が多かったことである。 さはいえ....