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列子
「列子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
列子の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
より兎は半男女《ふたなり》といい出したと出づ。支那にも似た事ありて『南山経』や『
列子』に〈類自ら牝牡を為《な》す、食う者妬まず〉、類は『本草綱目』に霊狸《じゃこ....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
定/エジプト暦/エジプト天文学者の地位/ピラミッドの計量/支那人の宇宙観/道教/
列子の見方/孔子の教え ※ 泰西の科学は特権僧侶階級の私有物/ギリシアの自然哲学....
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
もないあの愉快な皇帝と、求めても言葉をかわすくらいの間がらになりたいものである。
列子とともに風に御して寂静無為を味わうこともできよう、われらみずから風であり、天....
「渾沌未分」より 著者:岡本かの子
もあんまり負け惜しみ過ぎる」と悲しく疎まれた。 今夜はまたとても高踏的な漢籍の
列子の中にあるという淵の話を持ち出して父は娘に対する感情をカモフラージュした。 ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ぬが、支那自身においては『淮南子』より三百年ほど前似たものが行われいた。それは『
列子』の説符第八に、三代続いて仁義を行った宋人方の黒牛が白い犢《こうし》を生んだ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
というから推すと、最初雌雄ともに黒いが後に雌が変色するより変成女子と信じたり、『
列子』、〈※《ゆ》変じて※と為る〉、『荘子』、〈※狙《ひんそ》※を以て雌と為る〉....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
殺された犬の幽霊が降《つ》き歩く、それを見て犬が吠えるといったに対して程子は、『
列子』に見えた海上の人鴎に親しみ遊んだが、一旦これを捕えんと思い立つと鴎が更に近....
「唄立山心中一曲」より 著者:泉鏡花
があるので。……姉さんは科よく消えたが、こっちは自雷也の妖術にアリャアリャだね。
列子という身で這込みました。が、それどころじゃあねえ。この錠前だと言うのを一見に....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
いる処を掩殺《えんさつ》させたとある。鼠や蜘蛛がそれほど音楽を好むかは知らぬが、
列子やダーウィンが言い、米国のトローが実試した通り、もと諸動物は害心なき人を懼《....
「凧の話」より 著者:淡島寒月
小屋 一茶 物の名の鮹や古郷のいかのぼり 宗因 糸つける人と遊ぶや凧 嵐雪 今の
列子糸わく重し人形凧 尺草 (大正七年一月『趣味之友』第二十五号)....
「荘子」より 著者:岡本かの子
ず」の詞で知られて居る公孫龍一派の詭弁派の擡頭があった。また別に老子の系統をひく
列子があった。年代は多少前後するが大体この期間を中心におよそ人間が思いつくありと....
「茶の本」より 著者:村岡博
沢恵海《あいざわえかい》 無門関 碧巌録《へきがんろく》 老子、荘子《そうじ》、
列子....