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初めの
「初めの〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
初めのの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
の富をすてて科学の発見を唯一の目的とした人の事であるから、もっともなことである。
初めの苦しい経験というのは、デビーの助手をしておった時代に、電磁気廻転につきてウ....
「ある自殺者の手記」より 著者:秋田滋
。 ああ、もしも諸君が生も足悶きがとれなくなってしまったように――。 ああ、
初めのうちに読み返した幾通かの手紙は私には何の興味もないものだった。それにその手....
「奇怪な再会」より 著者:芥川竜之介
《けんそう》だが、――犬相が甚だ平凡だよ。」
もう酔《よい》のまわった牧野は、
初めの不快も忘れたように、刺身《さしみ》なぞを犬に投げてやった。
「あら、あの犬....
「或る女」より 著者:有島武郎
ぱりいって堅くすわり直した。しかしその時に葉子の陣立てはすでにでき上がっていた。
初めのほほえみをそのままに、
「えゝ、少しはよくなりましてよ」
といった。古藤....
「惜みなく愛は奪う」より 著者:有島武郎
活の調子を崩してしまいはしないかと思われるほど容赦のない烈しい力だ。思え、ただ仮
初めの恋にも愛人の頬はこけるではないか。ただいささかの子の病にも、その母の眼はく....
「カインの末裔」より 著者:有島武郎
なかった。こんな晩に若い男女が畑の奥や森の中に姿を隠すのは珍らしい事でもないので
初めの中《うち》は打捨てておいたが、余りおそくなるので、笠井の小屋を尋ねさすとそ....
「二つの道」より 著者:有島武郎
間隔となり、分岐点に立って見渡すとも、交叉点のありやなしやが危まれる遠さとなる。
初めのうちは青い道を行ってもすぐ赤い道に衝当《つきあ》たるし、赤い道を辿《たど》....
「僕の帽子のお話」より 著者:有島武郎
たりしたけれども、やっぱりありません。よく探して見たら直《す》ぐ出て来るだろうと
初めの中《うち》は思って、それほど心配はしなかったけれども、いくらそこいらを探し....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
り、また実験的の仕事を軽侮するような有識者の考え方も跡を絶つようになった。しかし
初めのうちはやはり昔からの先入的な意見の抵抗があり、またいろいろな研究者間に協力....
「醜い家鴨の子」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
ドの様な芝生の周りを流れる小川の上にその長い緑の枝を垂れています。何もかも、春の
初めのみずみずしい色できれいな眺めです。このとき、近くの水草の茂みから三|羽の美....
「世界怪談名作集」より 著者:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ
びり付いて来る上に、暗い夜がだんだんに恐怖と共に迫って来るので、恐ろしさの余りに
初めの意気組などはどこへやらで、這々のていで逃げ帰ってしまった。したがって、彼が....
「一利己主義者と友人との対話」より 著者:石川啄木
の好きな物を食った方が可じゃないか。(間)何でも好きなものが食えるんだからなあ。
初めの間は腹のへって来るのが楽みで、一日に五回ずつ食ってやった。出掛けて行って食....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
解すべきであります。明治の時代までは仏教徒全部が、日蓮聖人の生まれた時代は末法の
初めの五百年だと信じていました。その時代に日蓮聖人が、いまだ像法だと言ったって通....
「野菊の墓」より 著者:伊藤左千夫
ゃく》にさわったことも度々あった。僕が居なくなってから二十日許り経って十一月の月
初めの頃、民子も外の者と野へ出ることとなって、母が民子にお前は一足跡になって、座....
「米」より 著者:犬田卯
ても凹まないくらいだった。 「おやまア、どうしたんだや、ヨチ子――」 おせきは
初めのうち茫然として、そこに立ちつくしていた。こんな状態とは少しも考えなかったの....