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初唐
「初唐〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
初唐の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
を置いて、そうして右の二通の拓本をあさり出して来たものでありました。 たしかに
初唐――と主膳の鑑識のあやまたなかった点は感心でありましたが、なにしろ右の拓本と....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
っても 勿体なくて 上られえん その狂態を指して田山白雲が、 「あれです――
初唐の古詩をああして朗々とやり出すかと思えば、とりとめもないあのでたらめをごらん....
「岷山の隠士」より 著者:国枝史郎
祖父の審言は膳部員外郎であった。審言は一流の大詩人で、沈※期、宋之門と名を争い、
初唐の詩壇の花形であった。 父の閑は奉天の令で、公平の人物として名高かった。 ....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
の我々の祖先はこの天才によって代表せられるのである。様式の伝統をたどってこの作を
初唐に結びつけるのは正しい。遺品の乏しい
初唐の銅像を逆にこの作によって推測するの....