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初回
「初回〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
初回の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
インドで※蛇肉《ぜんじゃにく》を賞翫《しょうがん》し、その胆を薬用する事は本篇の
初回に述べた。プリニウス言う、エチオピアの長生人《マクロビイ》アトス山の住民等蝮....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
収入から、批評家の収入に移っていった。仲間の名高い一人の批評家が、ある通俗劇場の
初回興行ごとにその提灯《ちょうちん》持ちをして、幾何《いくばく》の金をもらってる....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
られ、岸頭にありながら市街に歩を散ずるを得ず。停船中禁足を命ぜられしは、この地を
初回とす。当夕降雨あり。メキシコはすべて南米式なり。教育いまだ普及せず、文字を解....
「詩とはなにか」より 著者:山之口貘
自身に向けられなくてはならないのではなかろうかとぼくはおもうのである。この講座の
初回に挙げた例のように、詩とは叫びであるとか、詩とは怒りであるとか等々の答えにし....