初地[語句情報] » 初地

「初地〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

初地の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
流線間諜」より 著者:海野十三
が転がっていた。それは防弾チョッキだった。それには見覚えがあった。これは確か、最初地下室に忍びこんだときに、既に射殺されようとした猿使いの団員「赤毛のゴリラ」に....
霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
た、古典の記録を御覧になれば大体の要領はつかめるとのことでございます。 さて最初地上に生れ出でた一人の幼児――無論それは力も弱く、智慧もとぼしく、そのままで無....
私の活動写真傍観史」より 著者:伊丹万作
九十円で、しかも仕事は無制限にやらされていた。急ぐものは二、三日で書かされ、「お初地蔵」などはほとんど一晩で書いてしまつた。それで月給以外には一文ももらつていな....
地異印象記」より 著者:和辻哲郎
常に多かった。従って火の手は諸々方々から起こった。が、岩波の店のT君にきくと、最初地震で表へ避難してから間もなく一、二町南に煙のあがるのを見はしたが、しかし店と....