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「初幟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

初幟の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
阿部一族」より 著者:森鴎外
いる。例年|簷《のき》に葺《ふ》く端午の菖蒲《しょうぶ》も摘《つ》まず、ましてや初幟《はつのぼり》の祝をする子のある家も、その子の生まれたことを忘れたようにして....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
め》村の日尾《ひお》八幡《はちまん》の神官の子であった。 五月になると、江戸で初幟をした折の、長い幟と四角なのとを立てた。七歳以上になると立てぬもの故、次々と....