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「初役〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

初役の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
かれた散らしで、吸い寄せられた江戸の好劇家たち、滝夜叉であれほど売った雪之丞が、初役、色事師として勘平というのを、どんな風に仕こなすだろうと、暗いうちから、いや....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
せか道行の勘平は一度も勤めたことがありません。役者が五十七になって、道行の勘平が初役というのもおかしいじゃありませんか。まあ、若い者のお手本にやって見せているよ....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
小劇場などに出勤していたるなり。 ○四月、歌舞伎座の中幕「勧進帳」にて、菊五郎は初役の富樫左衛門を勤め、左団次に比較して毀誉いろいろの批評あり。弁慶は団十郎、義....