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初月
「初月〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
初月の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
べてきました。そうして、いつもこういう時に、念頭に上って来るのは、唐詩の 繊々
初月上鴉黄 という句なのであります。これは、あながちお銀様に限ったというわけの....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
一目見し人の眉引おもほゆるかも 〔巻六・九九四〕 大伴家持 大伴家持の作った、
初月の歌である。大伴家持の年代の明かな歌中、最も早期のもので、家持十六歳ぐらいの....
「お化の面」より 著者:田中貢太郎
面があった。縦が二尺横が一尺で、左の眼は乳房が垂れさがったように垂れて、右の眼は
初月のような半眼、それに蓬蓬の髪の毛、口は五臓六腑が破れ出た血に擬わして赤い絵具....
「獅子舞雑考」より 著者:中山太郎
巡、以祓除不祥、初生小児、将渠含至獅子口中、謂容易長大云々。其期自元旦日始、至三
初月三日止、各村輪次而舞、或全堂(一日)或半堂(半日)皆有定例、迎獅子神者、必斎....