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初校
「初校〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
初校の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
キャッチを直して午後六時半頃、電気つく。 ◯佑さんのところの「蝿男」出版につき、
初校をなす。(自由出版社) 二月十二日 ◯小栗虫太郎二月九日夕六時脳溢血にて倒....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
そのあとが黒く小さくかたくなってまわりがすこし半透明になりました。 中公の本の
初校出はじめました。技術的な校正は、メチニコフのおくさんにして貰います。あのひと....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
て、 「とにかく、正々堂々と恥かしくない方法でやりたいものだね。」 「そうだ、最
初校長に願ってみて、いいかげんな返事しか得られなかったら、直接県庁にぶっつかるん....
「九条武子」より 著者:長谷川時雨
、野間清治氏の雄弁会出版部であり、およそ間違いのないものであること、著者の序に、
初校《しょこう》を終る机のそばに、武子さんが、近く来《きた》りていますように感じ....
「年譜」より 著者:原田義人
クのシュトラースニッツ・ユダヤ人墓地に埋葬された。 死後まもなく、カフカが生前に
初校を見た短編集『断食芸人』がシュミーデ出版社より刊行。 一八二五年 『審判....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
夏から晩秋へかけて、浅間山麓の高原で仕事をした。第八巻の再校もここで見、第九巻の
初校もすませ、十月中旬には帰れるかしらと思っている。 週刊朝日への毎回の送稿も....