初氷[語句情報] » 初氷

「初氷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

初氷の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
新生」より 著者:島崎藤村
続いたひどい霜で、八《や》ツ手《で》や、つわぶきの葉が萎《な》えた。その八日の朝初氷が張った。二十二日以後は完全な冬季の状態に移って、丹沢山塊から秩父《ちちぶ》....
四国遍路日記」より 著者:種田山頭火
入る外なし。 十二月六日 晴。 つめたい、霜がうっすら降っている(松山市内では初氷が張ったそうな)、冬も本格的になってきた。 頭痛、何もかも重苦しいように感じ....