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初涼
「初涼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
初涼の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「香魚と水質」より 著者:佐藤垢石
がやわらかく肉に気品がある。奥山の鰍は、晩秋から早春までを季節と称されているが、
初涼を身に覚えると、もう鰍の味を想い出すのである。 食品に、趣味嗜好を豊かにす....
「荘子」より 著者:岡本かの子
かく腕をこまぬいて瞑目して居たためその表情を見のがした。 また一ヶ月程たった。
初涼のよく晴れた日である。あたたかい日向の沢山ある櫟社のあたりへ一輛の旅車が現れ....