初瀬川[語句情報] »
初瀬川
「初瀬川〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
初瀬川の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
秘術をこの土地の人に授けたという。また一説には「ミワ」は「水曲《みわ》」である、
初瀬川の水がここで迂廻《うかい》するところから、この山にミワの山と名をつけた、そ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
た。御堂へ参詣する人々を下に見おろすことのできる僧坊であった。前を流れて行くのが
初瀬川である。右近は、 「二もとの杉《すぎ》のたちどを尋ねずば布留《ふる》川の....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
それから程なく。 この奇異な旅法師は、伊賀の名張から大和へ出る唯一の山街道を
初瀬川にそって、長谷寺の麓へ出ていた。 六月の日盛りである。 わけて今年は猛....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
ている。そして後世所謂エタなる一大流れが、それから出来上がったのである。佐保川・
初瀬川・寺川・飛鳥川などの諸流が合うて大和川が出来、それに富緒川・葛城川・龍田川....