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初節句
「初節句〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
初節句の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
今にも折れそうなくらいに見える。牡丹屋では亭主の孫にあたるちいさな女の子のために
初節句を祝うと言って、その雪の中で、白酒だ豆煎りだと女中までが大騒ぎだ。割子弁当....
「竜舌蘭」より 著者:寺田寅彦
四五年の昔になる。自分もまだやっと十か十三ぐらいであったろう。きたる幾日|義雄の
初節句の祝いをしますから皆さんおいでくださるようにとチョン髷の兼作爺が案内に来て....
「田園雑感」より 著者:寺田寅彦
大きな羽子板へ凧のように糸目をつけてかつぎ込んだなどという話さえある。 子供の
初節句、結婚の披露、還暦の祝い、そういう機会はすべて村のバッカスにささげられる。....