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「初蝉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

初蝉の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
私本太平記」より 著者:吉川英治
「ありがとう存じます。ただ、ご加護を力に」 二人は、立ち別れた。 もう梢には初蝉が聞える。正成の具足姿に、青葉の木洩れ陽がチラチラして行く。 こんな武装で....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
して大津駅のそばが、きのうあたりの火災らしく、五十坪ほど焼けていたのを見てまた、初蝉やあつたばかりの火事の跡 義仲寺の“筆間茶話”では、読者からぼく宛てにも、....