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判人
「判人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
判人の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「HUMAN LOST」より 著者:太宰治
ともに途《みち》に在るうちに、早く和解せよ。恐《おそら》くは、訴うる者なんじを審
判人《さばきびと》にわたし、審
判人は下役《したやく》にわたし、遂《つい》になんじ....
「鴎」より 著者:太宰治
者と共に途《みち》に在《あ》るうちに、早く和解せよ。恐らくは、訴うる者なんじを審
判人《さばきびと》にわたし、審
判人は下役《したやく》にわたし、遂になんじは獄《ひ....
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
にどんな苦労をしても、いやな客を取っても、張合があると思っているのさ、それには、
判人《はんにん》がないといけないから、お前が
判人になって、そうして私が稼いだのを....
「聖書の読方」より 著者:内村鑑三
を越えたばかりの人の言辞として駭くの外はないのである、イエスは茲に自己を人類の裁
判人として提示し給うのである、万国は彼の前に召出されて、善にもあれ悪にもあれ彼等....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
め申したところで、失礼ながら、御容貌《ごきりょう》は別として、あなたのお歳では、
判人《はんにん》が承知を致しますまい」 お絹は怫然《むっ》として、 「冗談も休....
「蜘蛛の夢」より 著者:岡本綺堂
うとう白状に及んだということでございます。姉のお定は三五郎という山女衒――やはり
判人で、主に地方の貸座敷へ娼妓を売込む周旋をするのだとか申します。――の手へわた....