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別き
「別き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
別きの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
とするような熱心が足りないのかね。今日のような女ばかりの音楽の会に交じっても、格
別きわだつと思われる人があるようにも思われない。しかしそれは近年の私がどこへも行....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
くりしました。仕事している夜とお産とは、早く夜が経つこと。
私たちの祝福が、特
別きのうは咲枝にまできいたのかもしれないと、ひとり思ってうれし笑いいたしました。....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
の場は、しかし、胸をさすったが、返報の機会は、マリイ・ホワアド夫人が、ある日、特
別きれいに着飾って出仕したときに掴むことができた。夫人の着物は豊かな縁取りに飾ら....