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「別後〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

別後の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
創作家の態度」より 著者:夏目漱石
と、離婚を申し込まれた時は侠気《きょうき》を起してさっそく承知したのみならず、離別後も常にシェリングと親密な音信をしていたそうであります。もう一つこんな御話があ....
春の潮」より 著者:伊藤左千夫
を気にしていた。それであるから、姉妹もただならぬほど睦まじいおはまがありながら、別後一度も、相思の意を交換した事はない。 表面すこぶる穏やかに見えるおとよも、....
」より 著者:鷹野つぎ
の三月末の真夜の思いが、今この日に続いていたとは、わけもなく私に意外であった。死別後は私の容態も増悪し、一か月近くを同じ重病室に過したが、その間、誰れ一人死児の....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
・バッザラ師で同師は門前へ迎えに出られて居った。同師に誘われて三階に登り四年以前別後の挨拶終って例のチベット茶の御馳走になりました。このブ師は旧教派の人であるけ....