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別才
「別才〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
別才の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「虞美人草」より 著者:夏目漱石
ただ破談を申し込むのと、破談を申し込みながら、申し込んだ後を奇麗に片づけるのとは
別才である。落葉を振うものは必ずしも庭を掃《は》く人とは限らない。浅井君はたとい....
「旧作」より 著者:上村松園
の近習が答えると、利常公は、 「さてもさてもうつけな話かな。人はその年その年の分
別才覚があってこそよきものを、十八歳にして四十歳の分別あるとは、予のとらざるとこ....
「埋もれた日本」より 著者:和辻哲郎
いてもよわ見なることをきらうことになる。なぜかと言えば、侍のうち、「剛強にして分
別才覚ある男」は、上の部であるが二%にすぎず、「剛にして機のきいたる男」は、中の....