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「別本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

別本の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
賤ヶ岳合戦」より 著者:菊池寛
である。 後記 この合戦記を作るに際して、 『余呉床合戦覚書』及び『別本余呉床合戦覚書』上下を主たる参考本とし、諸本によっては人名の多少異るものがあ....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
死刑論を説き、徴証主義の断訟論を唱えられたようである。紀州侯に奉られた「玉くしげ別本」に、左の文が見えている。 刑は随分寛く軽きがよきなり。但し生けおきてはた....
十二支考」より 著者:南方熊楠
二子を養育した仙人ヴァルミキの本作といわれ、異伝すこぶる多く、現存するところ三大別本あり。毎本所載の三分一は他本に全く見えず、いずれも梵語で筆せられしは仏在世よ....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
かれの自筆本、月之抄は、現在奈良県|添上郡の柳生寺に、今も所蔵されているが、その別本「新蔭月見伝序」を見ると、 寛永三年十月、さる事ありて という書き出しで ....
茶漬三略」より 著者:吉川英治
、寺では正しく護摩壇で焔にしてはくれたが、物好みな僧がいつのまにか、それを写して別本を秘しておいたらしいのである。 その僧は、柾木家から、寺へ、焼いてくれと持....
あの世の入口」より 著者:知里真志保
で、その後も数回にわたり実地測図を行った。以下はその記録である。 登別駅から幌別本町、室蘭の方面に行く鉄道は駅を出て先ず登別川を渡り、間もなくトンネルを抜けて....
エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
あったが故に、彼らは自ら高く標置して、その混同を避けんとしたものである。 また別本河原巻物と称するものには、エタの事を河原仁と書いてある、 舎利国大王、縁太郎....