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別言
「別言〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
別言の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
、法律に向かっても立派に証拠が見せられるのです、其の証拠を見せるのも、見せぬのも
別言すれば罪人が外に在るなと証明するも証明せぬも、単に私の心一つですと云い度いが....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
りといえども、内政上には大捷を博し、王政再興論はついに全国の輿論となるに至れり。
別言すれば外政上に大捷を得たる消極論派も内政についてはまた大敗を取りたりというべ....
「般若心経講義」より 著者:高神覚昇
のである。すなわち凡夫の迷いとは、つまり因縁の理を如実にさとらないところにある。
別言すれば、因縁の真理を知らざることが「迷い」であり、因縁の道理を明らめることが....
「道標」より 著者:宮本百合子
業だった。
自分できり出した話だったのに、オリガは「赤い星」の論文について、特
別言葉すくなだった。
「あのひとの田舎のうちって、どういう暮しをしているんだろう....
「奇賊は支払う」より 著者:海野十三
得意の絶頂にいた。なぜならば、彼は巧みに苅谷夫人の代役をつとめていたからである。
別言すれば、烏啼が苅谷邸から攫っていったのは、姿こそ繭子夫人であったが、その中身....
「成層圏飛行と私のメモ」より 著者:海野十三
ための前提として、宇宙飛行の技術を完成することにあるのだと云ってよろしいと思う。
別言すると、成層圏飛行は、やがて宇宙飛行にまで発展するであろう。そしてわれわれ人....