別軍[語句情報] » 別軍

「別軍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

別軍の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
田原坂合戦」より 著者:菊池寛
して本軍(近衛一大隊、第十四連隊の一大隊、山砲臼砲各二門)は木葉を通って植木へ、別軍(近衛三中隊鎮台兵三中隊、山砲二、臼砲一)は高瀬から伊倉、吉次越を越して熊本....
四条畷の戦」より 著者:菊池寛
いなかったであろう。 正行の戦死 今や楠党は主力を東条に集結し、別軍は河内の暗峠を固めて、敵を待った。此の間、彼が作戦奏上の為め、吉野に参廷した....
三国志」より 著者:吉川英治
奴の二心は明白ですから、ご自身、こよいの夜半に、不意討ちをおかけなさい。てまえは別軍を引いて、陣の後ろを襲いますから」 高定はついに意を決してその通り運んだ。....
私本太平記」より 著者:吉川英治
坑道は早や掘り抜けている。あの高やぐらさえ踏ンまえれば、しめたもの」 「同時に、別軍は千早谷を全面にわたって這いのぼれ」 「妙見谷、北谷、風呂谷、一せいに進撃す....