別送[語句情報] » 別送

「別送〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

別送の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
踊る地平線」より 著者:谷譲次
ぶん骨が折れ候えども、仕事はかなり細かきつもりに御座候。ちなみに見本の皿破片全部別送|仕候あいだ、なにとぞ新品とお較べのうえ御満足をもって御嘉納下さるよう願上げ....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
お返事は来ませんが。Kは実に小さい体で精一杯やってくれましたから、きょう速達で餞別送りました。ポツンとした手紙ね、御免なさい。又かきます。せき立つものがあって、....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ている男に訊いたら曰く「さアわかりませんな、この頃ちっとも扱いませんから」そこで別送の雑誌一つ買って一円七銭のところを五十銭出したら突かえして「こまかいのありま....
人魚謎お岩殺し」より 著者:小栗虫太郎
いたのであろうか。 しかし、その驚くべき神秘については、余に語るべき舌はない。別送の一幅に含ませて、その謎を嵯峨家に奉呈するものである。 以上のとおり読み終....
流転」より 著者:山下利三郎
候、御恩恵の金五円はテーマ譲渡料として正に頂戴可仕候。呵々。 尚お、粗品ながら別送の小包御笑納相成度く、向後益々御健康祈上候。敬具。 洋鵝生 小村は慌しく机....