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別項
「別項〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
別項の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「演技指導論草案」より 著者:伊丹万作
ざら荒唐無稽でないことだけはわかるはずである。 こうはいっても、私はそのために
別項で強調した説明技術の重要性に関する主張をいささかでも緩和する気持ちはない。む....
「崩れる鬼影」より 著者:海野十三
特殊の偏光装置を使って、これを着色して認めることに成功した。その装置については、
別項の論文に詳解しておいた。 ここに注意すべきは、このルナ・アミーバーとも名付....
「婦人の天職」より 著者:堺利彦
判然せざりしなり。この辺のことについては石川旭山(いしかわきょくざん)君が貴紙の
別項において詳細に論述せらるるよう承りたれば、小生は長々しく申し上げざれども、と....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
を如何にして得べきかを詳細に説く必要が起る。それゆえ多少重複の恐れはあるが、左に
別項を設けることにした。 我ら素人はとかく事業に関して臆病にすぎるもので、商店....
「歴史的探偵小説の興味」より 著者:小酒井不木
り外道のない時代に、どうして目的を達するだろうかという所に、興味があるのである。
別項に掲げた拙稿「世界裁判奇談」の中にも書いたが、大岡越前守その他の名判官の裁判....
「三稜鏡」より 著者:佐左木俊郎
ぐそれが活動機関を構成するように出来るのであるが、頭部と胴体との接合の場合は全然
別項の困難が伴って来る。即ち、胴体からその首を切取ったとき、胴体も首も、何方も死....
「エタに対する圧迫の沿革」より 著者:喜田貞吉
らに対する待遇が、そう特別に彼らに対してこれを賤しんだという様な事は想像されぬ。
別項「青屋考」中に述べた如く、細川・三好時代の阿波に於いては、一方に僧侶の或る者....
「特殊部落の人口増殖」より 著者:喜田貞吉
たものが、後には邪魔物にせられ、生活困難を来す事となったのである。これらの事情は
別項「エタに対する圧迫の沿革」中に詳説しておいたから、それを見合せてもらいたい。....
「特殊部落と通婚問題」より 著者:喜田貞吉
非人と普通民との通婚は、国法の禁ずるところであった。これを犯して処罰された実例は
別項「エタに対する圧迫の沿革」中に述べておいた。今や国法上に於ける差別は全然撤廃....
「特殊部落と細民部落・密集部落」より 著者:喜田貞吉
部落も、漸次所謂密集部落の状態を呈するに至ったのである。彼らの増殖率の盛んな事は
別項「特殊部落の人口増殖」中に述べた通りであって、もとは相当の田畑を部落内に有し....
「エタと非人と普通人」より 著者:喜田貞吉
のあるものの如く解せられてはいたが、本をただせばそう区別のあったものでない事は、
別項「エタ源流考」に於いて説いておいた。鎌倉時代にはキヨメをエタと呼んでいた。室....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
る。「エタ」という名がいかなる由来を有するか、いかなる意義を有するかについては、
別項「エタ名義考」中に於いて管見を述べておいた。よしやその意義がいかにもあれ、「....
「「エタ」名義考」より 著者:喜田貞吉
於いては、遠州の或る地方を除いては、大抵絶対に「足洗」の出来ぬ事になっておった(
別項「遠州の足洗」参照)。大体肉を喰い皮を扱う事が穢れであって、我が神明これを忌....
「賤民概説」より 著者:喜田貞吉
説に従ってみた事があったが、後に至って必ずしもそのしからざることを明らかにした。
別項「シュク」の条下を見られたい。 「延喜」の諸陵寮式には、各陵墓についてそれぞ....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
」(二巻一二号七頁)と述懐せられたのにはまったく同感である。それについてはすでに
別項「特殊民構成の三大要素」中に、余輩の意見を述べておいたから、あえてここには再....