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利休茶
「利休茶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
利休茶の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
そうして一人の美男子が、しょんぼりとして佇んでいた。 宗匠頭巾を冠っていた。
利休茶の十徳を纏っていた。そうして右手にドンヨリと光る、抜き身をダラリと下げてい....
「大鵬のゆくえ」より 著者:国枝史郎
であったがスッポリ頭巾を冠っているので顔を見ることは出来なかった。鉄無地の衣裳に
利休茶の十徳、小刀を前半に帯び端然と膝に手を置いている。肉体枯れて骨立っていたが....