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利徳
「利徳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
利徳の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「備前天一坊」より 著者:江見水蔭
り合っては、まかり間違えば実際首が飛ぶ。しかし又間違わずに運んだらそれは又どんな
利徳が得られるか、それは分らぬ。とにかく聴くだけは聴いておけと。 「半田屋九兵衛....
「小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
、二股侍というではないが、自分の主人以外、羽振りのよい諸大名にこすり付いて何かの
利徳を得ようとする卑しい心がある。彼は山名伊豆守|時氏の屋敷へも時どき出入りして....
「三国志」より 著者:吉川英治
に遠く、わけて土民は王化に浴せず、これを統治するには、ただ武力だけでも難く、また
利徳に狎れしめてもいけません。剛に柔に、武と仁と、時に応じて万全を計るには、やは....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
のであろうか。 ドイトシツラ 土井利位(二四四九―二五〇八)下総古河藩主、土井|
利徳《としのり》の男、利厚《としあつ》の養子となる。主膳正《しゅぜんのかみ》、織....