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「利生方便〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

利生方便の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
ですから、繁昌する地蔵さまは年百年じゅう縛られていなければなりません。それが仏の利生方便、まことに有難いところだと申します」 「どの地蔵さまを縛ってもいいんです....
源氏物語」より 著者:紫式部
いちいちあちらへ報告されるのであれば遠慮もいるでしょうが、愛宕山にこもった上人も利生方便のためには京へ出るではありませんか。仏へ立てた誓いを破った人の願いのかな....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
ります。釈尊が菩提樹下で正覚後四十五年の説法、それに次いで代々の宗祖、高僧がたの利生方便はみなこれであります。 話があまり専門的に亘ったようですが、私たち普通....