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「利貞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

利貞の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
をせずして、不承不承に丁《ちょう》を繰りながら読み下してみました。 「乾 元亨利貞 初九潜竜勿用 九二見竜在田 利見大人」 何のことかさっぱりわからない。....
」より 著者:佐藤垢石
思ったからである。八月二日の朝、東京を出発した。 同行者は日本評論社の社長鈴木利貞氏と私と伜の三人である。まず、東海道の金谷駅で支線に乗り替え、家山町を志した....
和算の社会的・芸術的特性について」より 著者:三上義夫
議録の発行等に全力を集中するようになった。川北朝鄰、岡本|則録《のりぶみ》、遠藤利貞、関口|開《ひらく》などという面々もやはり同様の傾向をたどった。長沢亀之助、....
数学史の研究に就きて」より 著者:三上義夫
本の数学のことを書いてみるつもりで着手したが、この頃に参考の書類といえば、故遠藤利貞翁の、『大日本数学史』(明治二十九年刊)があるばかりで、しかもその記事は了解....
私本太平記」より 著者:吉川英治
と、頻りにお気にかけておられしゆえ、それがしが推量にて、それこそ、忍び上洛中の足利貞氏の嫡子又太郎高氏にて候わん、と申せしところ、小膝を叩かれて、あな惜し、さる....
私本太平記」より 著者:吉川英治
彼にたいして、出陣令がくだったのは、九月五日であったが、折わるく、彼の父、足利貞氏は多年の病が重って危篤に瀕していたのである。 しかも、一方には、 「即刻....