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利養
「利養〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
利養の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
は真に無いものじゃ、世の人は此の理を識らんによって諸々の貪慾執心が深くなって名聞
利養に心を焦って貪らんとする、是らは只|今生の事のみを慮り、旦暮に妻子眷属衣食財....
「女性の諸問題」より 著者:倉田百三
しに、内裏の交りをし、紫甲青甲に衣の色をかへ、御布施の物とりたまひ候ほどの、名聞
利養の聖人となりそこね給ふ口惜さよ。夢の夜に同じ迷ひにほだされたる人々に、名を知....
「法然行伝」より 著者:中里介山
り天才であったけれども、学問と才気が到底自分の心身を救うことは出来なかった。名聞
利養《みょうもんりよう》が如何ばかり向上するとても解脱《げだつ》、出離《しゅつり....