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刷本
「刷本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
刷本の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
れにも見られる事になった。私は今いった最初発見の句集を持っていた上に、別によい初
刷本のあるという事を村幸から知らせて来たので、終に若干の価を増し前のと交換して、....
「生前身後の事」より 著者:中里介山
からも和製日本紙本を出しているから、それ等はさほど珍書とはいえない、著者の手製印
刷本は前に云う通りルビが付いていない美濃紙四つ折刷の極めて粗末の印刷で、ところど....
「黒岩涙香のこと」より 著者:平林初之輔
メイトで、町田歌三君が、涙香の書物を出版していた扶桑堂の主人で、同君は、自分で縮
刷本の表紙の図案なども書いていたのだった。その町田君も昨年逝くなった。 近く同....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
にも働いていた。一五九七年一月、彼の著になる小冊子が現われたのである――かつて印
刷本として世に出たもののうちでもっとも注目さるべき書物であった。全六十ページのう....
「すみだ川」より 著者:永井荷風
書店から刊行せられた。 大正五年四月籾山書店は旧版『すみだ川』を改刻しこれを縮
刷本《しゅくさつぼん》『荷風|叢書《そうしょ》』の第五巻となし装幀《そうてい》の....